大変な世の中です
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この夏、全国的に渇水の可能性が高まっている。昨冬からの少雨傾向で慢性的に水不足状態が続いているのに加え、梅雨入り後の降水量も少なく、最も深刻な四国では取水制限が始まった。関東では今週末から梅雨空が戻るとの予報だが、真夏を乗り切るだけの恵みの雨は期待できるのだろうか。【福沢光一、高橋昌紀、鈴木梢】
西日本では「四国の水がめ」の高知県・早明浦(さめうら)ダムの貯水率が20日午前0時現在で31.6%(平年86.5%)までに減少。17日から第3次取水制限(削減率・徳島用水17.4%、香川用水50%)に入っている。3次制限入りは05年の6月28日より11日間早く、75年の同ダム運用開始以来、最速となった。ダムを管理する国土交通省四国地方整備局(高松市)によると、このまま雨が全く降らないと、7月1日にも貯水率がゼロになるという。
最も影響が大きいのは年間降水量が少なく、県内に大きな河川がない香川県。既に高松、丸亀など6市3町で水道の減圧を実施し、一部で水の出具合が悪化。7市4町で公立小中学校のプール使用を中止している。給食も水を使う米飯をやめ、パンに換えている。
この他、松山市でも石手川ダムの貯水率が48.7となり、15日から第2次取水制限(削減率13%)に入っている。
*
国交省は5月24日に本省内に渇水対策本部を立ち上げた。通常は全国2カ所以上の地方整備局が対策本部を設置しない限り、本省に対策本部は設置しないが、今回は四国だけで設置に踏み切った。同省河川計画課の担当者は「異例の措置。それだけ危機感がある。いち早く情報を共有・発信するとともに国民へのアピールを狙った」と語る。
18日現在、四国以外では、中部と中国の2地方整備局で計3つのダムが取水制限中。全国主要水系のそれぞれの最低貯水率は▽利根川76%▽木曽川76.2%▽豊川68.0%▽淀川63.9%▽筑後川93.7%――だ。
特に利根川水系では「30%の取水制限をした94年の貯水量より少なく、予断を許さない。依然として黄色信号」(関東地方整備局)という状態が続く。同課は「ダムは地形の影響を受けるため、必要雨量といった目安がない。安心できない」と冷静に空模様を見守る。
*
今回の渇水の原因は主に冬から春にかけての少雨にある。気象庁によると、昨冬は西高東低の冬型の気圧配置にならず暖冬だったため、日本海側の各地で1961~62年からの観測史上最も雪や雨が少なかった。北陸地方は平年のわずか9%の降雪量だった。
春になっても少雨傾向は続いた。西日本などは移動性高気圧に覆われて日照時間が長くなり、低気圧が弱まって降水量が極端に少なかった。
今後の本格的な降雨に期待がかかるが、気象庁は「今後1週間は平年通りの降水量で、渇水の状況が直ちに解消するには至らない」と予測する。同庁気候情報課の高橋俊二予報官は「6月以降は本州上に梅雨前線が停滞しやすいが、問題は前線が活発になるかどうか。不活発であれば少雨で、渇水改善にはつながりずらい」と話している。
yahooニュースより引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000048-mai-soci
また節水の時期がやってきたか。
梅雨も始まらないしね。
ってか梅雨くるのか?
西日本では「四国の水がめ」の高知県・早明浦(さめうら)ダムの貯水率が20日午前0時現在で31.6%(平年86.5%)までに減少。17日から第3次取水制限(削減率・徳島用水17.4%、香川用水50%)に入っている。3次制限入りは05年の6月28日より11日間早く、75年の同ダム運用開始以来、最速となった。ダムを管理する国土交通省四国地方整備局(高松市)によると、このまま雨が全く降らないと、7月1日にも貯水率がゼロになるという。
最も影響が大きいのは年間降水量が少なく、県内に大きな河川がない香川県。既に高松、丸亀など6市3町で水道の減圧を実施し、一部で水の出具合が悪化。7市4町で公立小中学校のプール使用を中止している。給食も水を使う米飯をやめ、パンに換えている。
この他、松山市でも石手川ダムの貯水率が48.7となり、15日から第2次取水制限(削減率13%)に入っている。
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国交省は5月24日に本省内に渇水対策本部を立ち上げた。通常は全国2カ所以上の地方整備局が対策本部を設置しない限り、本省に対策本部は設置しないが、今回は四国だけで設置に踏み切った。同省河川計画課の担当者は「異例の措置。それだけ危機感がある。いち早く情報を共有・発信するとともに国民へのアピールを狙った」と語る。
18日現在、四国以外では、中部と中国の2地方整備局で計3つのダムが取水制限中。全国主要水系のそれぞれの最低貯水率は▽利根川76%▽木曽川76.2%▽豊川68.0%▽淀川63.9%▽筑後川93.7%――だ。
特に利根川水系では「30%の取水制限をした94年の貯水量より少なく、予断を許さない。依然として黄色信号」(関東地方整備局)という状態が続く。同課は「ダムは地形の影響を受けるため、必要雨量といった目安がない。安心できない」と冷静に空模様を見守る。
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今回の渇水の原因は主に冬から春にかけての少雨にある。気象庁によると、昨冬は西高東低の冬型の気圧配置にならず暖冬だったため、日本海側の各地で1961~62年からの観測史上最も雪や雨が少なかった。北陸地方は平年のわずか9%の降雪量だった。
春になっても少雨傾向は続いた。西日本などは移動性高気圧に覆われて日照時間が長くなり、低気圧が弱まって降水量が極端に少なかった。
今後の本格的な降雨に期待がかかるが、気象庁は「今後1週間は平年通りの降水量で、渇水の状況が直ちに解消するには至らない」と予測する。同庁気候情報課の高橋俊二予報官は「6月以降は本州上に梅雨前線が停滞しやすいが、問題は前線が活発になるかどうか。不活発であれば少雨で、渇水改善にはつながりずらい」と話している。
yahooニュースより引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000048-mai-soci
また節水の時期がやってきたか。
梅雨も始まらないしね。
ってか梅雨くるのか?
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